docomoで2019年冬春モデルもしくは2018年の秋モデルとして登場予定の「Galaxy Feel 2(仮称) SC-02L」のベースモデルがGalaxy A8 (2018)と判明したことがblog of mobileさんの以下の記事に書かれています。
NTTドコモ向けにSamsung Galaxy A8 (2018)を投入へ、型番はSC-02Lに
Galaxy A8 (2018)は今年の始めにサムスンが発表した、グレードとしてはミッドハイなスペックのスマートフォンです。
私は今年の5月ごろに同シリーズとなるGalaxy A8+ (2018)を購入しました。
レビュー記事を書こうと思ってずっと書いていませんでした。
画面サイズやRAM容量などGalaxy A8 (2018)とは若干異なる部分もありますが、今回はせっかくなのでdocomo with機種としてはどうなの?といった点も兼ねてA8+のレビューをしていきたいと思います。
10/18追記:docomoから正式にGalaxy Feel2 SC-02Lの発表がありました!ベースモデルGalaxy A8 (2018)との比較記事を書きましたのでこちらもご確認お願いします。
Galaxy Feel2 SC-02Lが発表されたのでベースモデルGalaxy A8 (2018)との変更点を確認
この記事にもちょこちょこ変更点を追記しています。
機種名 | Galaxy Watch3 45mm (2020) | Galaxy Watch 46mm (2018) |
---|---|---|
サイズ | 45mm 45 x 46.2 x 11.1 mm | 46mm 約46 x 約49 x 約13 mm |
重さ | 53.8g (ストラップ除く) | 約63 g (ストラップ除く) |
AP | Exynos 9110 Dual core 1.15GHz | Exynos 9110 Dual core 1.15GHz |
RAM | 1GB | 768MB |
ROM | 8GB | 4GB |
ディスプレイ | 1.4インチ (約34mm) Circular Super AMOLED (360 x 360) | 1.3インチ (約33 mm) Circular Super AMOLED (360 x 360) |
ガラス | Corning® Gorilla® Glass DX | Corning® Gorilla® Glass DX+ |
バッテリー | 340mAh | 472mAh |
通信 | LTE and UMTS(LTEモデルのみ), Wi-Fi, Bluetooth 5.0 802.11 b/g/n 2.4GHz, NFC, A-GPS/GLONASS/Beidou/Galileo | Bluetooth 4.2, Wi-Fi b/g/n, NFC, A-GPS/Glonass |
防水・防塵 | IP68相当 | IP68相当 |
充電方式 | 無線(Qi) | 無線(Qi) |
Galaxy A8 (2018)とGalaxy A8+ (2018)のスペックは基本的にはほぼ一緒です。
ですが私が所持しているA8+はRAM容量が6GBのモデルになるので、操作性の体感に若干違いがあるかもしれません。
また、バッテリー持ちについてもA8 (2018)が3000mAh、A8+ (2018)が3500mAhとなっているため異なります。
とはいえ、Galaxy A8 (2018)もdocomoから発売予定のSC-02Lのベースモデルにすぎず、これらのスペックが変更される可能性も大いにあるためその点はご了承ください。
これから書くレビューもあくまでA8+のレビューとなるので、SC-02Lが登場した際の参考程度にしていただけたらと思います。
Galaxy A8 (2018)シリーズの大きな特徴とも言えるのがやはりフロントのデュアルカメラ。
デュアルカメラを搭載することにより、自撮りをした際にポートレート写真が撮影できます。
こちらの機能はSC-02Lにも期待できそうですね。
10/18追記:残念、SC-02Lではシングルカメラに変更となり、通常の自撮り写真機能となります。
最近では対応もほぼ当たり前となっていますが、ミッドレンジクラスのGalaxy Aシリーズはいままで防水・防塵に対応していないのが基本でした。
こちらも同様にSC-02Lでは対応しているでしょう。
10/18追記:SC-02Lでも対応しています。
デュアルSIM・デュアルスタンバイに対応しています。設定でデュアルSIM・デュアルアクティブにすることも可能。
国内版のVoLTEには対応していません。なので必然的にau系の回線では使用できませんが、Band1・3・8・19・28に対応しているのでdocomo・SoftBank系の回線では快適に使えます。
CAにも対応しており、SoftBankだとCA_1A_8A、docomoだとCA_1A_3AやCA_1A_28Aがよく見られます。CAしているときは4G+表示になります。
DSDSはSC-02Lでは対応はないでしょう(docomo向けはいままでしたことがないので)。また、4G+表記についても固定表示になると思います。
SC-02Lのネットワークまわりに関してはdocomoのB21&3CC CA対応に期待ですね。
10/18追記:予想通りSC-02LではシングルSIM、B21を含めた3CC CAに対応しています。
背面はこのようなデザイン。色はオーキッドグレー。
背面の指紋認証センサーがGalaxy S9と同様にカメラの下部へと変更されているため、誤ってカメラを触るようなトラブルは避けられそうです。
SC-02LではSamsungロゴの位置にdocomoロゴ、下部にGalaxyロゴでしょうか。
Note8と並べてみました。大きさはあまり変わりないですね。
A8+は6.0インチ、Note8は6.3インチですがA8+のベゼルが若干広いため、サイズ感にあまり大きな違いはありません。
これはA8 (2018)にも言えることで、5.6インチではあるもののS8やS9と同じサイズ感です。GeekDaysさんの記事を見るとわかります。
どちらかというとベゼルレスデザインなA8+ (2018)ですが、ケースを取り付けるとこんな感じで縁が若干目立ちますね。
SoCはSamsungのExynos 7885が採用されており、性能はそこそこ良いです。
PUBG MOBILEをプレイしてみたところ、最高設定では流石にカクつきが見られるものの、設定を少し落とすだけで快適にプレイすることが出来ました。
仮に同スペックでSC-02Lとして登場した場合、3Dゲームをほぼ快適プレイできる唯一無二のdocomo with機になるはずです。
10/18追記:SC-02LでもExynos 7885が採用されています。
最新のハイエンド端末Galaxy S9などにも搭載されているAI機能「Bixby Vision」がGalaxy A8 (2018)シリーズにも搭載されています。
カメラやギャラリーの画像からQRコードを読み取ったり、画像検索・言語翻訳ができたりします。
その他Always On Displayにも対応していたりと、ハイエンドモデルと遜色の無い利便性を兼ね備えています。
とはいえ100%同じ機能が使えるわけではなく、残念ながらAPPS EDGE等には対応していません。
10/18追記:SC-02Lでも搭載されていることを確認しました。
やはりハイエンド端末慣れしているとカメラの画質が気になります。
特別悪いわけではありませんが、最近のHuaweiのミッドレンジ機のカメラ性能なども考えるとやはり良いとも言いにくいですね。
Galaxy S9などに搭載されている虹彩認証は非搭載です。
指紋認証または顔認証による生体認証でロックが解除できます。
個人的にはかなり綺麗なデザインだと思いますが、よく見るとガラス的な光沢ではないのが残念です。
特に実機を見たときにイメージとのギャップを感じました。
ハイエンド端末慣れしていると、こういった点でやはり差を感じますね。
SC-02Lがdocomo with機種として登場した場合、値引き額が2年で総額38,880円になるので基本的には一括価格も近似してきます。
Galaxy A8 (2018)の価格が大体5万円前後なので、おサイフケータイを搭載して4万円前後に収まるのかは疑問なとこです。
発売されてから1年近くは経っているので同スペックでの登場も確かにありえますが、スペックダウンする可能性も結構あるかなというのが個人的な見解です。
ですが仮に同スペックで登場した場合、docomo with機種の中では最強のスマートフォンになるのではないでしょうか。
ハイエンドモデルのGalaxy SシリーズやNoteシリーズと比較してしまうとやはり劣る部分も見られますが、全体としてはかなり満足できるスマートフォンですね。
10/18追記:スペックダウンの可能性という予想は合っていました。細かい変更点は以下の記事に記載しています。
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