私の趣味の1つに、ラジコンがあります。
10年ほど前に友人とタミヤの1/10スケールのラジコンカーでドリフト走行などをやっていたものです。
ただしラジコン本体のサイズが大きく、バイクに乗るようになってからは持ち運びの不便さもあって、手放してしまいました。
ですが、小さくても本格的な走りができるラジコンがあるのです。
それが京商のミニッツレーサーシリーズです。
今回はその最新エントリーモデル、RWD/FWDシリーズをご紹介します。
ミニッツRWDシリーズは、旧エントリーモデルのミニッツスポーツシリーズをさらに進化させたもので、MR-03シャーシというリヤモーター・リヤ駆動のシャーシをベースとしています。
私の所有するミニッツRWDのシャーシです。多少メーカー純正カスタムパーツが付いています。
特徴としては、素直なハンドリングが売りで、載せられるボディが多いのが魅力でしょうか。
こちらがミニッツFWDのシャーシです。モーターが前の方にあり、前輪を駆動して走ります。
赤い紐のようなものは電池を外しやすくするために後付けしたものです。
特徴はやはり新設計の前輪駆動という部分。ちょっとクセのあるハンドリングですが、それがまた味でもあります。
ボディは現行のマツダ・デミオとトヨタ・プリウスPHVがラインナップされています。やはり前輪駆動車は同じ駆動方式のボディを載せたくなりますね。
RWD/FWDともに単4電池4本が必要となります。
左が旧型のKT-19送信機で、右が新型のKT-531P送信機です。どちらも単4電池4本が必要です。
ミニッツRWD/FWDレディセットにはKT-531Pが付属します。
新型は旧型より重量が軽く持ちやすくなった感じがします。なお電波の方式が違うため、旧型のミニッツスポーツとの互換性はありません。
カスタムパーツは京商純正品から社外品まで豊富に揃っていて、走行性能アップやドレスアップが楽しめます。
個人的に一押しのカスタムパーツは「ジャイロユニットセット」です。
この小さな電子基板を装着すると、走行中の車体の横滑りを細かく感知して自動で修正舵を当ててくれるというスグレモノです。
付ける前と後では、走行中の安定性がガラリと変わります。
車体側についているボリュームで効きの強さを変えることもできるので、好みのハンドリングにすることができます。
特にFWDには効果が大きく、スピンしやすい特性を大きく改善することが可能です。
ただ、タイヤなどの消耗品、カスタムパーツ、交換用ボディに関しては、なかなかミニッツ用パーツを売っている店舗が少なく、かなり大きな専門店でないと取り扱っていないのが現状で、通販で取り寄せることになってしまうことが多いのが難点でしょうか。
大きなラジコンの場合、バッテリーが専用品で値段も高く、維持が大変でした。
ですがミニッツの場合、エネループのような充電池で十分走ることが出来ます。ランニングコストが安く済むのは良い点ですね。モーターもミニ四駆などでおなじみの130モーターなので燃費も良いです。
欠点としては、構造上アスファルトなどの路面では走らせられない点でしょうか。カーペット敷きのインドアサーキット向けですね。
走行中の動画はこんな感じです。ノーマルでもかなりのスピードが出ますよ。
今回の記事の作成にあたり、撮影のご協力をしていただいたお店をご紹介いたします。
ラジコンカー練習場「元気っ子さん」
ホームページ http://genkikkosan.com/
豊富なラジコン知識でお客様をサポートしてくれる「おかべ店長」です。優しい人柄でキッズにも大人気。
店内の様子です。コースのレイアウトは、混んでいなければ店長にお伝えすれば変更することもできます。
さらに店内外周をミニ四駆サーキットが囲んでいて、ミニ四駆を走らせにいらっしゃるお客様も多いです。
速い方はこのコース3周を13秒台で走らせます!中にはとても速いキッズもいて驚きです!
レジ下のショーケースの様子。お客様が製作したラジコンやミニ四駆などが飾られています。
中にはこんな貴重なミニ四駆も!シャーシだけで一台5000円もした限定モデル、スーパーXXシャーシエボⅠと、VSシャーシエボⅠです。
さらに、元気っ子さんは「ラジコンカー練習場」なので、ラジコンのメーカー問わず、どんなラジコンでも走らせることが可能です。
量販店や玩具屋で売っているようなトイラジでもOKです。
あとラジコンを持っていなくても大丈夫!レンタルラジコンもあるので気軽にラジコンデビューできますよ。
「ラジコンサーキットって敷居が高そう・・・・」と思っている方に是非オススメしたいお店です。
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